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行殺☆新選組

メーカージャンル発売時期対象年齢
ライアーソフト
人斬り美少女アドベンチャー
2000年4月
18歳以上

 新選組をテーマにしたアドベンチャー………なんですが、
 9割方はコメディーです。
 まずは、公式サイトの紹介文を……

 江戸時代の終焉を予感させる幕末の混乱期。幕府転覆を目指す悪のキンノーが跳梁跋扈する京の町に、敢然と『誠』の一文字を旗に掲げた新選組。今日も今日とてキンノーを斬り、京の町を守るために戦います。しかし、旗揚げしたばかりの彼女達には、お金もなければ世間の目も冷たいものです。新選組に入隊したばかりの主人公は、この逆境を克服しつつ、悪を斬り、また悪を斬り、たまには息抜きで温泉にも行ったりしつつ、いずれ訪れる晴れ舞台、『池田屋事件』で勝利を収めるべく新選組は奮闘を続けます。果たして、新選組は迫り来る戊辰戦争に勝利を収められるのか? そして、何より重要な問題、新米隊士の想いはヒロインに届いてくれるのか!?

 ……何やら真面目そうに見えますが、時代考証はおろか、ヒロインたちが人間であるのかも疑わしいイベントが多発します。京都へ向かう大魔神を88ミリ砲で退治したり、サイボーグやパンダ侍が新選組を襲撃したりします。『不条理度』の数値次第で際限なくバカになっていくゲームなのです。

 主人公、島田誠(デフォルト名・変更可)は、田舎ではいっぱしの剣客を気取っていた世間知らずの若者。花の京都で一旗揚げるぜ! と京の街に踏み込んだ途端、キンノーに叩きのめされます。そこを通りかかった巡回中の新選組に助けられ、それをきっかけに入隊することになりました(腕はともかく、名前が新選組に相応しかったのが幸いしたとかしないとか)。新選組の中核を成すのは女性隊士でしたが、彼女たちはいずれ劣らぬ一流の剣客。島田は半人前扱いを脱し、一人前の隊士として、男として彼女達に認められなければいけません。

 全6話のマルチストーリーにより、『行殺新選組』は構成されています。『好感度』をはじめ、様々なパラメータがストーリーの分岐に影響します。まずは、隊士としての実績を上げることです。いずれ、彼女達に一人前の隊士だと認められれば、2人だけでの巡回などを申し込まれるかも知れません。一人の男として認めて貰えれば、彼女達の悩みを打ち明けられるかも知れません。来るべき決戦の舞台『池田屋事件』を、あなたはどのような立場で迎えることになるでしょうか? 好感度以外にも、『財政』『知名度』『発言力』『治安』『評判』『不条理』などのコマンドがストーリーに絡んできます。

以上、ライアーソフトのサイトより


 ジャンルがゲームの全てを物語っていますが、内容としては、細かい部分が史実通りで、根本が違っているのです。
 どういうことかといいますと、新選組の主要人物の7人(近藤・土方・沖田・原田・永倉・芹沢・伊東)が女性という設定なのです。

 さらに、京の町を巡回する途中で、自動販売機でジュースを買ったり、居酒屋に「マグナムドライ(と漢字(当て字)で書いてある)」と書いたのぼりが立ってたり、新選組の敵のキンノーは姿かたちが人間じゃなかったり(だいたいキンノー側には名のある人物はほとんど出てきません。せいぜい坂本竜馬が出てくるだけです)、持ってる武器も、近藤がライフル(?)だったり(「虎轍」という名前の!)、永倉がハンマー持ってたり、といったノリで、時代考証は大幅に捻じ曲げてあります。

 ところが、ストーリーの流れとしては史実にかなり近いのです。
 ところどころで起きるイベントも、池田屋事件など有名なものはもちろん、あんまり知られていないような事件を基にしたものも多くあります。
 ヒロインごとにシナリオに長短ありますが、だいたいにおいて死ぬ人は史実どおり死んでいきます。

 こんな具合に史実とギャグが上手く混ざり合ったゲームなんですが、このゲームを楽しめるかはノリについてこれるかにあります。

 ノリについてこれれば、むちゃくちゃ面白いですし、ついてこれないと、しょーもないゲームということで終ってしまいます。

 特に、このゲームをある意味象徴しているのがオープニングです。
 聞いた人の脳細胞を思いっきり破壊します。
 歌詞・曲・歌声全てがいろんな意味でハイレベルです。
 特に歌は、これはわざと下手に歌っているに違いない! と思わせるほど、スゴイ歌い方です。
 ゲーム本編にはまだついてこられても、このオープニングだけは見なかったことにしようと思っている人がかなりいるようです。


 主なキャラクター紹介

近藤勇子:新選組局長。優しすぎる性格。
土方歳江:新選組副長。非情な性格。
沖田鈴音:一番隊隊長。副長助勤。メガネ+三つ編というおいしい設定でありながら、なぜか今ひとつ人気が出なかった。
原田沙乃:十番隊隊長。副長助勤。槍の使い手。子供っぽいが、子供といわれるとむちゃくちゃ怒る。そもそも短気。
永倉新:二番隊隊長。副長助勤。ハンマーの使い手。細かいことには拘らない単純な性格。
カモミール芹沢:新選組局長。金髪グラマーにして大砲の使い手。いつも飲んでいてすぐムチャクチャな行動をとるので、土方副長ににらまれている。
伊東甲子:新選組参謀。大人の美女。

以上がヒロイン。以下がサブキャラクター

斉藤一:主人公と一緒に入隊した新入隊員。史実では三番隊隊長。
山南敬三:新選組副長。後に総長。まとめ役のおじさん。
井上源三郎:みんなの世話役のおじさん。
けーこちゃん:会津藩主。新選組のスポンサー
坂本竜馬:キンノーの親玉。顔は良いが、性格がすこぶる悪い。
古高俊子:古道具屋「枡屋」の美人と近所でも評判の女将。キンノーを援助している。
キンノー:一般名詞。幕府を倒すため暗躍している人たち。坂本以外個人名はない。
おまちちゃん:京娘。ミーハーな性格。新選組のファン
島田誠:主人公。新入隊員。

※タイトルの☆印は本来はハートマークなんですが、ハートマークが特殊文字のため☆印で代用しています。

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