S.S.プロコフィエフ 交響曲第7番 嬰ハ短調

指揮ネーメ・ヤルヴィ
演奏スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
録音1985年4〜5月
カップリングプロコフィエフ 「シンフォニエッタ」
発売Chandos
CD番号CHAN 8442


このCDを聴いた感想です。


 この交響曲第7番は「青春」と題されることもありますように、プロコフィエフの曲の中では比較的青少年向けで演奏しやすいそうです。
 伝聞形になるのは、わたしがこの曲を演奏したことが無く、演奏した人から聞いた話だからですが…
 また、内容的にも叙情的で、メロディーが親しみやすく、取っ付きやすいのじゃないかと思います。
 この曲はで特筆すべきなのは第3楽章です。
 この楽章は、いわゆる緩徐楽章にあたります。
 そして、この部分に最も叙情的な要素が集まっています。
 メロディーといい、オーケストレーションといい、ロマンティックな雰囲気に満ちています。
 わたしは、基本的に交響曲の緩徐楽章はあまり好きではないのですが、これだけは別で、他の曲の緩徐楽章と較べても、最も好きなものの一つです。
 この曲を初めて聴いたのは、ある学生オーケストラだったのですが、こんなにロマンティックな曲があったのかと思い、ビックリしました。

 ヤルヴィの演奏は、この曲の造形を表に出し、叙情的な雰囲気は割と抑え目にしています。
 しかし、曲自体がかなり叙情的な雰囲気を持っているため、これぐらい抑え目の方が、スッキリしていいかもしれませんね。
 また、この曲は静かに終わるパターンと、最後に盛り上げて終わるパターンの二種類の稿があるのですが、この演奏では最後盛り上げる方で終わっています。
 わたし個人としては、最後に盛り上げるのは蛇足のような印象を受けるので、静かに終わる方が好きです。(2000/2/5)


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