R.シューマン 交響曲第1番変ロ長調<春>

指揮ウィルヘルム・フルトヴェングラー
演奏ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音1951年10月29日
カップリングフランク 交響曲
販売キングレコード(LONDON)
CD番号250E 1181


このCDを聴いた感想です。


 フルトヴェングラーというとシューマンは交響曲第4番の録音が有名ですが、これはミュンヘンでのライブ録音です。
 第2番と第3番<ライン>の録音は聞いたことがないので、交響曲では貴重な録音かもしれません。

 演奏は、アッチェルランドを効果的に使ったドラマティックな演奏です。
 こういったテンポの扱いは、聴いていて自然に聞こえるということはありませんが、思い切ってテンポを遅くしたり、だんだんテンポを速めていくことにより、気分が高揚してきます。

 また、第3楽章のテーマのはじめのアウフタクトの音を一瞬止めることで、緊張感を高める効果を出したり、第4楽章の第一主題の部分などを微妙にテンポを揺らすことで一本調子にならないようにしています。
 ただ、第4楽章の提示部の繰り返し部分で、ほとんど止まりそうになるくらいテンポを落としたり、ポルタメントを入れたりするのはどうかと思いますが…
 まあ、他に無いおもしろさがありますが(笑)

 そういえば、わたしがフルトヴェングラーを取り上げるのは今回が初めてです。
 わたしはフルトヴェングラーは好きな指揮者の中に入っているのですが、なかなか機会がありませんでした。
 しかし、その初っぱながシューマンの<春>っていうのもなんですが(笑)(2000/5/5)