R.シュトラウス 交響詩「ドン・キホーテ」

指揮ルドルフ・ケンペ
独奏Vc:ポール・トルトゥリエ
Va:マックス・ロスタル
演奏ドレスデン国立管弦楽団
録音1971年9月5〜15日
カップリングR.シュトラウス 交響詩「ドン・ファン」
R.シュトラウス 歌劇「サロメ」より「七つのヴェールの踊り」
販売東芝EMI
CD番号CE25-5615


このCDを聴いた感想です。


 わたしはR.シュトラウスの交響詩の中では、この「ドン・キホーテ」が一番好きです。
 もっとも、交響詩を全部聴いてるわけではないですが…
 「ドン・キホーテ」は、R.シュトラウスの交響詩の中でも描写性が強く、情景を頭に浮かべやすく、また、一つ一つの場面が短いため、とても聴き易いのです。
 編成はR.シュトラウスらしく大規模で、演奏する奏法もフラッター(金管奏者が巻き舌で音を切る演奏方法)を使っていたり、いろいろ楽しめます。中でも「ドン・キホーテの空中騎行」を初めて聴いたときは、「どんなオーケストレーションをしたらこんな音が出てくるんだろう?」と思い、思わずスコアを買ってしまったぐらいショックを受けました。

 ルドルフ・ケンペの演奏は、決して派手というわけではありませんが、十分に華やかで、曲の楽しさを堪能させてくれます。
 チェロのトルトゥリエはさすがに素晴らしく、音は渋めながら自由自在な演奏を聴かせてくれますし、ヴィオラのマックス・ロスタルもチェロに引けをとらないと思います。(1999/12/24)