J.ブラームス ヴァイオリン協奏曲 ニ長調

指揮ウィレム・メンゲルベルク
独奏Vn:ヘルマン・クレバース
演奏アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音1943年4月13日
カップリングブラームス 交響曲第3番 他
「The Mengelberg Legacy」の一部
発売MUSIC&ARTS
CD番号CD-780


このCDを聴いた感想です。


 この演奏は新しい方の部類に入るので、ライブにしては録音は良いほうだと思います。とにかく雑音が少ないのでとっても聴きやすいのです。
 ソリストのヘルマン・クレバースは、後年引退する際にハイティンクの指揮で再録音していますが、それは未聴です。この時はメンゲルベルクの指揮であるため、テンポにかなり伸び縮みはかなりありますが、ポルタメントをかけたりというのはあまりしておらず、わりとスッキリ弾いています。バックのオーケストラの方は第一楽章の第二主題に思いっきりポルタメントをかけたりといったところは相変わらずです。第三楽章もいきなり3小節目にしてタメが入るので思わずつんのめりそうになります。
 この演奏はキングレコードから国内版がでており、カップリングもかなりちがったのですが、コンチェルト自体は、わたしの聴く限りにおいてはリマスタリングについて大きな差は無いように感じられます。(1999/9/14)
 その後、ヘルマン・クレバースがベルナルト・ハイティンクの指揮で1973年に録音した演奏を聴きました。
 その演奏の印象としては、ソリストはテンポに伸び縮みがあって、かなり濃厚な演奏に聞こえました。
 実は、メンゲルベルクと共演したときのほうが、ルバートとか多く入れているのですが、メンゲルベルクの方が輪をかけて濃厚なため、ソロのほうはスッキリして聞こえるのです。ハイティンクのようなスッキリしたバックだと、今度は濃厚な部分が目立ってしまうようです。(1999/10/15)


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