C.M.v.ウェーバー 歌劇「オイリアンテ」序曲

指揮ウィレム・メンゲルベルク
演奏アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音1931年6月1日
カップリングウェーバー 歌劇「魔弾の射手」 他
「The Complete Columbia Recordings Volume One」の一部
販売Pearl
CD番号GEMM CDS 9018


このCDを聴いた感想です。


 この曲は以前書いた「魔弾の射手」と同じ日に録音されています。
 その「魔弾の射手」と較べると幾分か、演奏が軽めになっていて、風通しも良くなっています。
 テンポ自体も、強調している一部を除けば、大幅に変えるところは少なく、曲の勢いをそがないようにしています。
 もちろん、遅い部分では存分に旋律を歌わせているのですが、テンポの速い部分では、もう少し強調して欲しいと思える部分で、サラッと進んでいるところがあるのがちょっと不満でしょうか。

 録音は、1931年ということもあり、スタジオ録音ではあるのですが、あまり良くありません。
 20年代のものと違って、雑音が激しくて聴くのがつらくなるというほどではないのですが、特にバランスが良くないのです。
 弦楽器には概ね不満は無いのですが、管楽器、特に木管楽器は埋もれてしまって非常に聞き取りづらくなっています。
 そのため、弦と管の掛け合いが良く分からなくなってしまい、おもしろさが半減しているのが残念です。
 この曲は、Pearlの他に東芝EMIの「The Art of Willem Mengelberg」にも収録されていますが、こちらの方はPearlの復刻と較べて、音がよりこもり気味になっています。(2000/10/28)