A.P.ボロディン 歌劇「イーゴリ公」より「だったん人の踊り」

指揮コンスタンティン・シルヴェストリ
演奏パリ音楽院管弦楽団
録音1961年1月
カップリングラヴェル スペイン狂詩曲 他
「Constantin Silvestri artist profile」の一部
発売EMI
CD番号CZS 5 68229 2


このCDを聴いた感想です。


 とにかく、良くも悪くもパリ音楽院管弦楽団だな〜 っというのが第一印象でした。
 録音のせいもありますが、各楽器の個性がモロに出ています。
 このオーケストラには楽器間の音色を合わせるっていう発想が無かったんじゃないかと思うほどです。
 その代わり、楽器の音色は、今はほとんど聴かれなくなった昔のいかにもフランス風の音色で、とても色彩が豊かです。
 音もロシアやドイツと正反対でたいへん軽く、アクセントをかなりつけて演奏しているのにもかかわらず、もたれることはありません。
 バランス的には、対旋律を重視していて、強く浮かび上がらせた上に、さらに必要以上に歌わせています。ほとんどやりすぎじゃないかと思うくらいです。
 あと、本当にそのテンポあってるんだろうかタンバリン、っていうのもありましたが、なんたってパリ音楽院管弦楽団ですから、そのへんは気にしてはいけません。
 とにかく、他とはちょっと違ったおもしろい演奏です。

 最後に、指揮者のコンスタンティン・シルヴェストリについて若干記しておきます。
 1913年ブカレスト生まれのルーマニアの指揮者で1969年に亡くなっています。
 若い頃はルーマニアで指揮していましたが、後年、西欧諸国に出てから名前が知られるようになりました。
 晩年はボーンマス交響楽団の首席指揮者を長年勤め、同楽団の技術向上に貢献し、録音も残されています。(1999.11.26)


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